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訳アリ故に没に成り候・・・。【1】
2012-05-21 00:35:52
 閃光で真っ白に塗りつぶされた、地と宙の境を曖昧にすらさせる光景の中。
しかし、少年にははっきりとその機体が宙に浮いていると確信出来た。
蒼鋼の装甲を鈍く光らせ、紅き瞳で自分を睥睨している。
そして確かに、その声は発せられていた。

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『汝に問おう、世界は真に我等に優しいか?』

 幻聴ではない。
だがしかし、少年は自分の聴覚で聞いているわけでもない。
何かで感じたとしかいいようのない感覚。
恐怖?
恐怖なのだろうか?
自問自答。

『汝の世界は、真に本物の姿か?』

 睥睨された双眸と目があったまま逸らせない少年。
やがて、機体の全身に配置されたクリスタルがギラリと紫暗の光を反射した瞬間。

-叫んだ-

あらん限りの力で空へと。
眼前のモノ、自分を睥睨する瞳の奥にある何かに対して。
一体、それが何の雄叫びなのか解らないまま、少年は自分のLBXをその存在に向けて放っていた。
今、この場で、ここにいる者達の中で、"完全飛行"のアビリティを持った機体を所持しているのは、自分だけだ。
どういう原理か解らないが、アレは完全に宙で静止している。
自分の持つLBXの他には、世界に一騎"オーディーン"呼ばれた機体しか建前上持ち得なかったハイアビリティを備えた機体。
ならば、それに対峙するのは、空に己の住まう世界を見出した自分しかいない。
その時は、何故かそう思えたのだった。


             

  【ダンボール戦機-アクセルー 第Ⅱ章:その名は"愚かな少女の希望"《パンドーラエルピス》より】



というコトでダンボール戦機のパンドラ(改造)です。
没理由は、アクセルワールドとネタが被ったから。
はい、嘘です。
にじファンの禁止作品一覧にめでたく載ってしまったというのが原因。
この為に色々と準備していたのに・・・。

友人とやってる、女だらけのプラモデル大会ポロリもあるよ。(注:ポリキャップ)で作ろうと用意していたヤツ。
結構、作るのが簡単で、これも公式の改造ルール(?)に則り、他のプラモの部品を一切使ってないので、
誰でも作れます。
気になる方は、パーツ構成の詳細教えますので、メッセージをどうぞ(苦笑)